のらぼう菜はアブラナ科の「かき菜」（脇芽を摘み取ったもの）。
「のらぼう」は「野良坊」と漢字で書くこともあるそうです。
しっかりとした、わんぱくな味がする野菜なので、この字がぴったりです。


100グラム中に鉄分1.15ミリグラム、ビタミンA1580IU、ビタミンC90ミリグラム（小松菜の2倍近い量）や
食物繊維を豊富に含んでいます。菜っ葉なのに緑黄色野菜に近い栄養価で栄養たっぷり！


軸の部分が紫色できれいです。葉っぱは軽く縮れていてカールしています。茹でても色が変わらないので、シチューなどの煮込み料理にも使えそうです。  


アブラナ科のなっぱは冬が旬。小松菜、ほうれん草などポピュラーなものから
「のらぼう菜」などスーパーなどではあまり目にする機会がない野菜もあります。

普段あまり目にすることがない野菜や、大量に流通できないおいしい地方の伝統野菜を食べていただきたい
私たちはそんなおいしい野菜をお届けしたいと思っています。
のらぼう菜もそのひとつです。

この時期は大根菜、葉っぱ付き人参、小松菜、べか菜、春菊などたくさんの種類のなっぱが出回ります。

それぞれのなっぱにそれぞれのおいしさがあり、野菜を食べる楽しみがそこにあると思います。
どうぞみなさま、いろいろななっぱを食べ比べてみてください。野菜っておいしいです。


・　べか菜はおひたし。優しい味のべか菜はかつおぶしとお醤油でシンプルに。

・　赤軸ほうれん草はサラダで！　加熱すると色が抜けます。

・　白菜は万能選手。サラダでも煮物でもお漬物でも。

・　のらぼう菜は油との相性が抜群。バター炒めやかき揚げ、マヨネーズで。

・　ルッコラはサラダやピザのアクセントに。なべ物に入れてもおいしいですよ。

・　春菊、今の時期はぜひサラダで。お刺身サラダがおすすめです。

・　大根菜、大きな大根がついてる時があります。お味噌汁や油いためで。