Archive for the ' ・野菜の表示・法律のこと' Category


2018.01.24[水] 農薬とはどんなもの。

こんにちは ぶどうの木の高橋です。名古屋は雪が降ってきました。みなさまお気をつけて過ごしましょう。

さて今日のブログは先日の「有機農産物」についての続きです。有機野菜は農薬を使わない野菜、と一般的に考えられています。ところで「農薬」てなんでしょう。どんな働きがあって、どんな物質のことなのか。どんどん気になってきたので調べてみました。

 

農薬とはどんなもの。

農薬とは、農作物を害虫、病気、雑草など有害生物から守るために使われる薬剤。その語源は、「農業用薬品」を略したものと言われていますが、農作物の「農」と薬剤の「薬」を組合わせたものと考えると分かりやすいですね。

実は「農薬」の定義は法律で定められているのです。法律、「農薬取締法」(農林水産省HPにリンクします)では、農作物の病害虫の防除に用いる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤、農作物の生理機能の増進又は抑制に用いる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤を農薬と定義しています。その他の薬剤として除草剤、誘引剤、忌避剤、展着剤などがあります。さらに、薬剤ではありませんが、防除のために利用される天敵生物も農薬に含まれます。

専門用語が続いて分かりにくいのでまとめます。農薬にはこんな種類があります。

・殺菌剤や殺虫剤       野菜や果物につく虫や病気を防ぐ働きがあるもの
・成長促進剤 発芽促進剤   野菜や果物の生協を促進する、または遅くする働きがあるもの
・除草剤           畑や田んぼに生える草(いわゆる雑草)を枯らします
・誘引剤           害虫を寄せ付けて、作物に行かないようにします。
・忌避剤           害虫が来ないようにします。
・展着剤           農薬が雨など流れ落ちないようにする働きがあります。
・生物天敵          害虫を生き物に食べてもらうようにします。

一口で「農薬」と言ってもいろんな働きがありますね。

 

 

農薬には二つの種類があります。

農薬取締法上の「農薬」には、国の審査を経て登録された「登録農薬」と農林水産大臣及び環境大臣が指定する登録を必要としない「特定農薬(特定防除資材)」があります。

登録農薬は、病害虫や雑草などに対する防除効果の確認は当然ですが、食べものとなる農作物に使うもの、そして環境中に直接放出するものであることから安全性について厳しく規制され、また、使用にあたっての基準も明確に定められ、それを守ることによって防除効果と安全性が確保されます。特定農薬は、「重曹」、「食酢」、「使用される場所の周辺で採取された(地場で生息する)天敵」(たとえば、ナナホシテントウ、寄生バチ)の3種類に、2014年3月にエチレン、次亜塩素酸水(塩酸又は塩化カリウム水溶液を電気分解して得られるものに限る。)が追加され、5種類が指定されています。

 

(注1)農薬取締法では、農薬を以下のように定義しています。
第1条の二 この法律において「農薬」とは、農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物等(注3)」という。)を害する菌、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルス(以下「病害虫」と総称する。)の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤(その薬剤を原料又は材料として使用した資材で当該防除に用いられるもののうち政令で定めるものを含む。)及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいう。
2 前項の防除のために利用される天敵は、この法律の適用については、これを農薬とみなす。
(注2)農薬取締法では第10条の三などに「除草剤(農薬以外の薬剤であって、除草に用いられる薬剤その他除草に用いられるおそれがある薬剤として政令で定めるものをいう)」という文言が出てきますが、ここでいう「除草剤」は、条文が示す通り、農薬登録のない、つまり農薬でない除草剤を意味しています。登録農薬としての除草剤は、第1条の二の「その他の薬剤」に含まれています。
(注3)農薬取締法が対象としている「農作物等」については以下のように示されています。「農作物等」とは栽培の目的や肥培管理の程度の如何を問わず、人が栽培している植物を総称するものである。その植物の全部又は一部を収穫して利用する目的で栽培している稲、麦、かんしょ、ばれいしょ、豆類、果樹やそ菜類はもちろん、観賞用の目的で栽培している庭園樹、盆栽、花卉、街路樹や芝のほか、肥培管理がほとんど行われていない山林樹木も含まれます。
参考文献
*日本植物防疫協会『農薬概説』
*日本家庭用殺虫剤工業会『家庭用殺虫剤概論Ⅲ』
*生活害虫防除協議会 家庭用生活害虫防除剤の自主基準
http://www.nihs.go.jp/mhlw/chemical/katei/manu/hukaigaityu/080801jishukijyunrev.pdf

次回に続きます

 

 

ジュース用にんじん20180124-2

撮影された写真がこれ。小さめサイズです。このにんじんは表面がピカピカ。そして香りもよく、味も濃厚でおいしいです。ジューサーの口にそのまま入るのでジュースにするのに便利です。

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kazuko on 1月 24th 2018 in 今日のジュース用人参, 勉強しています,  ・野菜の表示・法律のこと


2018.01.22[月] 有機野菜は有機であると「認めてもらった野菜」。

こんにちは ぶどうの木の高橋です。どんどん昼間が長くなってきてうれしいわたしです。

私たちぶどうの木が取り扱うのは「有機野菜」。毎日JASマークの付いた野菜を見て触って、みなさまにお届けし、有機小分け記録をつけ、有機シールの枚数を数えたり小分けの管理をしています。わたしにとって本当に当たり前の有機野菜。この定義について改めて書いてみます。

 

 

有機農産物とは?

有機野菜とは「認められた」野菜です。3年以上農薬も化学肥料も使ってない農地で収穫されたんだよ、と太鼓判を押してもらった野菜です。

さらに、農薬以外にも、使える資材(肥料や防虫ネットなど)・ほ場の周辺環境などの条件に細かな規定がたくさんあります。これらをクリアした農産物のみ「有機JASマーク」をパッケージに明記したうえで有機農産物や有機野菜と表示して販売することができるのです。

有機JASマーク

これはぶどうの木の「有機マーク」このシールを張っていいのは有機栽培のものだけ。オーガニック、有機と表現できるのも「有機栽培」の野菜や果物だけです。

 

栽培期間中農薬不使用

ちなみに、一般的に言われる「栽培期間中農薬不使用」とは、農林水産省の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」で定められている表示方法で、播種から収穫までの栽培期間中に一度も化学合成農薬を使わずに育てられた農産物のことを言います。

「無農薬」という表示は、一切の残留農薬等がないという誤解を与える恐れがあるため使用が禁止されています。無農薬、という言葉はわかりやすいのでよく使われていますが、ほんとうは禁止されている言葉です。

また有機栽培でも使用することを許可されている「農薬」があります。これは城中菊抽出エキスや、食酢など昔から虫をよけたり、病気を予防する目的で使われてきた自然由来の素材です。それらがなぜ「農薬」と呼ばれるのかを次回ご紹介します。

 

ジュース用にんじん 有機 無農薬

九州産有機ニンジンのサンプルが届きました。すらっと大きめサイズ。ここのところどこの産地も小さいので大きなニンジンはありがたい。ジュースにして味見。とてもとてもおいしい!
さっそく産地に連絡して配送ルートの確保に入りました。皆様にこのおいしいニンジンをお届けできるのが楽しみです。

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kazuko on 1月 22nd 2018 in 今日のジュース用人参, 勉強しています,  ・野菜の表示・法律のこと


2017.04.14[金] 有機小分け認証の作業場は「ハエ取り紙」で防虫

こんにちは ぶどうの木の高橋です。いきなり変な題名ですみません。昨日社長が買ってきました。ハエ取り紙。私と同年代の方だとご存知だと思います(笑)が、ぶどうの木の作業にはこれがぶら下がっています。

ぶどうの木の作業場は「有機小分け認証」を取得しています。小分け認証を取得するためには、作業場で化学的な薬品を使用しないことが条件になります。そのため市販のスプレー式殺虫剤などは使わずにこのような物理的なものを使って虫よけを行っています。

ちなみにネズミの駆除も電波式です。(ネズミを見たことはありませんが、予防のためにネズミ撃退装置)をつけています。

「有機栽培」は農薬を使わずに栽培されるだけでなく、畑からお届けまで安心していただける仕組みです。どうぞ安心してお召し上がりください。

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kazuko on 4月 14th 2017 in  ・野菜の表示・法律のこと


2015.07.22[水] 農業の規制に、新基準   ARfDを知っていますか?

この記事は農業の規制に新基準 (栄養と料理_2015年7月号)に記載されたものを
そのまま転記しています。

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農産物の栽培時に農薬が使われると、農産物やそれを原料とした加工食品
に農薬が残留する場合があります。現在の農薬は分解性が高く、農地で使用
されたあとにすぐ分解が始まるので、店頭に並ぶ農産物の5~6割からはもう
農薬は検出されない、という調査結果もあります。農薬が残留する場合も、
国が科学的根拠に基づいて残留基準を設定し、それを上まわらないように
することで、食べる人の安全を守っています。
これまでは一日摂取許容量(ADI)という基準を基にして、農薬の使用方法
や回数、残留基準が決められていました。しかし、昨年から急性参照用量
(ARfD)も考慮するようになりました。農薬の規制は強化されたのです。
今後は、ARfDという言葉がニュースに登場するケースも増えてくるでしょう。
解説します。
■慢性暴露評価はADIで判断
農薬は農業に欠かせません。無農薬栽培は可能ですが、病害虫や雑草の被害を
受けやすく生産が安定せず、収量(単位面積あたりの収穫量)も減ります。農薬
なしでは世界の人々の食をまかなえないことを、国連食料農業機関(FAO)も
認めています。
そのため、栽培時に農薬を必要な分だけ用いて虫や病原菌、雑草などを防ぎ、
収穫した農産物に、人の体に影響の出ない量が残留することを許容して管理して
いく方法がとられています。
具体的には、マウスやラットなどの動物に長期間農薬を与えて影響をい見たり、
発がん性を調べたり、2世代以上にわたって農薬を与え続けて、繁殖に異常がない
か確認したり、さまざまな試験を行なって、有害な影響が出ない量を求めます。
これが、無毒性量です。

一般に、動物より人のほうが強健なので、この無毒性量を人に当てはめても
だいじょうぶかもしれません。しかし、人が動物より弱いという可能性や、人でも
個人差が大きいことを加味して、無毒性量を安全係数(通常は、100という数で用いる)
で割った数値を、人の一日摂取許容量(ADI)としています。人が毎日一生涯
にわたってこの量を摂取しても、悪影響がないと推定される量です。
日本では、農薬メーカーがこれらたくさんの試験を行なってデータを国に提出し、
食品安全委員会が諸外国での試験結果なども考慮に入れて審議し、ADIを決定
します。
その後に、厚生労働省が各農産物の残留基準を決めます。農薬は、使用するとその
農産物の残留量は当然高くなりますが、使われない場合には残留しません。残った
農薬も日に追うごとに分解され濃度は低下します。専門家を集めた審議会で、これら
のことを勘案しながら、農薬ごとに使ってよい作物、使用方法、使用量、農産物の
残留基準を決定します。結果的に、残留基準はその農薬が使用される農産物では高め
に、使われない農産物では低くなります。
そして、人が一日にさまざまな食品を摂取してもADIを超えないようにします。
このあたりの作業は非常に複雑です。専門家や厚労省、農林水産省などが、実際の
農業現場でのその農薬の必要度等も検討し、案として決めていくのです。パブリック
コメントを経て、最終決定されます。これを「慢性暴露評価」と呼びます。

実際には、農産物に残留基準のような量が残留していることはまれで、冒頭で書いた
ように検出されないこともしばしば。しかし、残留量を過大に見積もってその農薬
を使える農産物を制限するなどして、日々の「食の安全」を守っているのです。

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表 ADIとARfDの違い

○一日摂取許容量(ADI)
人がある物質を毎日一生涯にわたって摂取し続けても、健康に悪影響がないと
推定される一日あたりの摂取量。一日にさまざまな農産物を食べてもADIを
超えないように、農薬の使用方法や使用量、対象農産物などを決める。

○急性参照用量(ARfD)
人がある物質を24時間またはそれより短い時間に口から摂取した場合に、健康
に悪影響がないと推定させる一日あたりの摂取量。大量に農薬が残留している
農産物を最大量食べる、と仮定し、その場合でもARfDを超えることがない
ように、農薬の使用方法や使用量、対象農産物などを決める。

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■始まった急性暴露評価
ただし、気になるのは、ADIに基づく規制は平均値を基にしていること。農薬は、
適切に使用されていても、作物の大きさや形、畑で植えられている位置等により、
それぞれの農産物につく量にばらつきが生じます。一般財団法人残留農薬研究所の
調査によれば、同じように農薬が使われても、3倍くらいの濃度の違いがあった、と
いうことです。
もし、農薬濃度が高い農産物をたまたま極端に多く食べたら、その日のその農薬の
摂取量はかなりの量になる可能性があります。健康に影響は出ないでしょうか?
また、食品の摂取量には個人差があり、たとえば米は、国民の平均摂取量と非常に
多く食べる人の摂取量は2倍程度です。ところが、野菜だとその差が広がり、たとえば
ケールは、国民の一日の平均摂取量は0.2g。ところが際立って多い人ではなんと160g
です。ケールを健康によいと信じて極端に食べている人がいるのです。
仮に農薬の残留濃度が高めのケールを160g食べたとしても健康に影響が出ないように、
そして、ほかのどの農産物でも同じような問題が生じないように農薬の使用を管理
しなければ、と新たに導入されたのが「急性暴露評価」であり、急性参照用量
(ARfD)という基準です。人が24時間またはそれより短い時間に経口摂取した場合
に、健康に悪影響を示さないと推定される一日あたりの摂取量のことです。
まだ少しわかりにくいでしょうか。ほかの物質で考えてみましょう。たとえば、食塩は
高血圧などを防ぐために「一日の摂取量を5g未満にしましょう」と世界保健機関(WHO)
は勧告しています。確かに、健康のために努力したい。でも「干物や塩辛、ラーメンなど
食べすぎて、今日だけ、20gも食べてしまった」という日もあるでしょう。だからといって、
この日に急に体調をくずすわけではありませんね。だったら、一日に何gまでであれば、
急性症状が出ないのでしょうか?動物実験から推測して、一回に食塩を150g食べると死亡
すると見られています。では、何gまでならだいじょうぶ?
慢性的な影響だけでなく、このようなめったにない大量摂取による急性影響についても各
農薬についてきちんと検討して設けられるのが、ARfDなのです。
諸外国や国際機関では、かなり以前から急性暴露評価が始まっており、日本も遅れて2014年
に始まりました。ADIを決める際には、動物に長期に少しずつ農薬を与える実験を複数
行い、それを根拠に無毒性量とADIを決定します。一方、ARfDはごく短期間で大量に
食べることを想定しているので、動物実験も一度に大量に与える「急性毒性試験」「急性神経
毒性試験」を中心に、発生毒性試験、繁殖試験、それに人が誤って摂取した事故の結果等も
加味して検討し、そこから導き出された「無毒性量」を安全係数(通常は100を用いる)で
割って、ARfDとします。食品安全委員会が数値を決定します。
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図 農薬の残留基準設定の流れ
出典:厚生労働省資料

動物による毒性試験

無毒性量×安全係数

【食品安全委員会】
一日摂取許容量(ADI)
急性参照用量(ARfD)

↓暴露評価
↓農産物の残留試験結果

【厚生労働省】
農薬の残留基準

↓国内で使用される農薬

【農林水産省】
農薬の登録等

安全係数として通常は100を用いる。無毒性量を100で割って(1/100を掛け算して)、
ADIやARfDを設定する作業を、食品安全委員会が担当する。その後、厚生省
が各農産物における残留基準、農水省が農薬の使用回数や使用量、使ってよい作物
(農産物)などを決定する。

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■使用できる農産物が減った農薬も
ARfDの設定は、農薬の使用方法や使用量、残留基準等にも影響します。
農薬は、必要があって使われます。農業現場からは、「この農産物に使えるようにして」
「あちらにも」と要望が数多く農薬メーカーに届きます。しかし、多種類の農産物に使える
ようにすると、それぞれの残留量は少なくても、一日のトータルでの摂取量が増えて、ADI
を超えてしまう、というようなことも起こりえます。
そのため、農薬メーカーはこれまでも農水省と相談しながら、それぞれの農薬について使える
農産物を制限するなどしてきました。ARfDの設定により、使える農産物がさらに搾り込まれ
たり、使用回数を減らさなければならない農薬が出てくることが予想されます。食品安全委員会
の審議は、膨大なデータを検証するので時間がかかります。そこで、農薬メーカーは農水省の
要請を受け、食品安全委員会の審議より先に、みずからデータを検討して、改善をはかり備える
ことになりました。
その結果、これまでその農薬を使って栽培できたものが、今年からは使えなくなった、とか、
使える回数が減った、というような事例も、数はごくわずかなのですが生まれています。生産者
が知らずに使うと、残留基準を超過してしまう可能性もあります。そのため、各県やJAなどは
生産者に盛んに注意を呼びかけています。
■事件・事故のときもARfDで判断
ARfdの設定は、突発的な事件や事故への対応にも役立ちます。たとえば、2013年12月に明らか
になった冷凍食品への農薬混入事件。工場の従業員が農薬を持ち込み冷凍食品へふりかけ、農薬が
最高で1万5000ppm検出されました。
このような事件・事故により農薬が一回で大量に摂取されてしまう場合、健康影響が出るか出ない
かが重大な意味を持ちます。出る可能性があるのなら、回収を急がなければなりませんし、新聞や
テレビなども大きく報じて「食べないで」と市民に呼びかけ、協力する必要があります。判断の際
には、毎日一生涯食べ続けても健康影響が出ない量であるADIではなく、ARfDと比べるべき
です。
冷凍食品農薬混入事件では、ARfDが設定されていなかったために企業の判断が混乱しました。
こうした事情もあり、国はARfDの設定を急ぐことにしました。
ただし、今後もし、ARfDとの比較による回収が行なわれた際には、「ARfDを超えているから
健康に影響が出る」というふうに勘違いしないでください。ARfDは「これを超えなければ、健康
には悪影響を示さない」と判断できる数値です。違いがわかりますか?
動物実験や人の事故等の事例を基にして「この数値なら、健康影響は出ない」とされた数値を安全
係数である100などの数で割ったのがARfDですから、相当に安全寄りできびしい基準になって
いるのです。
ああ、ややこしい。でも、こんなふうにして農薬はきびしく規制されています。
今後、「農薬の残留基準値超過により農産物を回収。基準値の数百倍」というようなニュースを
知ったときには、倍率の大きさに驚くのではなく、ADIやARfDを超過しているかどうかで
リスクを判断してください。マスメディアではこれらの数値は報じられないかもしれませんが、
自治体や国などが発表するはずです。「消費者の食の安全」と「妥当な価格での安定生産と提供」
を両立させようと農業を注意して使っている生産者の努力にも思いを馳せていただければ、と思い
ます。
もう一つ大事なこと。特定の食品・農産物を極端に多く食べるのは、農薬摂取の観点からもよく
ありません。食事は、多品目をバランスよくとりましょう。
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[農薬の一日あたり摂取量は多くてもADIの数%]

私たちは、一日にどの程度の農薬を摂取しているのでしょうか?
厚生省が、自治体の衛生研究所の協力を得て、毎年調査しています。
2011年度は84、12年度は105の農薬について、モデル献立を作り
調理が必要なものについても調理も行わない、おやつや飲料水なども
含めて、農薬の含有量を測定しました。自治体の17の研究所がそれぞれ、
試料を調整し綿密な分析を行ったのです。
その結果、11年度は3つ、12年度は8つの農薬が検出されました。含有量
は、ADIの0.02%~6.17%にとどまりました。それ以外の農薬は分析
しても出ませんでした。こうした調査も、農薬の安全使用のしくみを
支えています。

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この記事は農業の規制に新基準 (栄養と料理_2015年7月号)に記載されたものを
そのまま転記しています。

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kazuko on 7月 22nd 2015 in 勉強しています,  ・野菜の表示・法律のこと


2012.01.27[金] 有機農産物を小分けして格付けする・・ジュース用人参のJASマークにXがついているのは?

ぶどうの木のジュース用人参 JASマークに× マークがついているのは

この説明を行う前に「小分け」「格付け」について説明します。

有機農産物の日本農林規格( 通称 有機JAS法 )にそって栽培され
保管された農産物を小さく分けて、その農産物はが有機栽培であることを認める

これが「小分け」 「格付け」と呼ばれる作業です。

たとえば、有機栽培の玉ねぎ 10㎏一箱を農家さんから流通業者が買います。
これを500gごとに分けて販売する場合を考えてみて下さい。

500gごとに「小分け」して、有機栽培であると「格付け」して出荷する。
500gの玉ねぎが入ったビニール袋には「有機JAS]マークがついていますね。
あのシールを張る作業 (またはシールが印刷された袋に入れる作業)
これが小分け・格付けです。

小分けした有機農産物の容器・包装上に「有機」「オーガニック」等と表示したいという場合は
小分けした有機農産物または容器・包装上に新たに有機JASマークを付す必要があり
認定小分け業者になる必要があります。

認定小分け業者とは小分けした物質にJASマークを再び添付する者をいいます。

ぶどうの木のジュース用人参 JASマークに× マークがついているのは?

・ぶどうの木のジュース用人参は有機栽培農産物です。
 しかし、箱を開けて中身を確認した後の「格付け」作業は行っておりません。
 JASマークにX印をつけているのはそのためです。

 格付けには綿密な記帳と、第3者の認定機関による確認・資材の代金が必要となり
 ジュース用人参の価格に上乗せされることになります。
 そのためぶどうの木では格付け作業を行わず出荷しております。
 安心できる人参をお求めやすい価格でお届けできるように、この工程を省いております。
 どうぞご理解をいただきますようお願いします。

 *ジュース用人参にもJAS有機栽培の格付けを行うことも可能です。
      備考欄にそのようにご記入ください。
  ただし認定格付け料として一箱につき300円の手数料を頂戴することになります。
  あしからずご了承いただきますようお願いします。

「格付」とは、

JAS規格に適合しているかどうか確認することであり、「生産行程の検査」によって行われる。
具体的には、各種の記録をみて、対象のほ場から収穫され、その栽培方法が基準に準拠しており、
収穫後出荷までの間に混合や汚染がなかったかどうかを確認する。

従って、格付業務を実施するには、生産行程の記録の存在が前提となる。
また、有機農産物を格付する場合は認定を受けた生産行程管理者が
組織の中に格付担当者をおいて、格付しなければならない。

「格付の表示」とは、

農産物を入れた袋や箱に、有機JASマークを付することを指す。

包装資材に印刷したり、シールをつけることができないようなもの
(バラで運ぶジュース加工用のトマト、生茶葉など)の場合には、
送り状に「有機」と表示し、(例:「有機トマト加工用」)、
有機JASマークのついたシールを送り状に貼り付けることで対応する。
自ら生産する有機加工食品の原材料として使用する有機農産物については、
格付の有機JASマークの管理台帳送り状表示を省略することが出来る。

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この項は以下のリンクを参考に書きました。
始めての人のための有機JAS規格 より抜粋
農林水産省 消費・安全局 表示・規格課 有機食品制度班

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2012.01.26[木] 有機農産物とは 【7】 有機農産物の名称の表示 

 有機農産物の日本農林規格 を読んでいきます。

(有機農産物の名称の表示)

第5条有機農産物の名称の表示は、次の例のいずれかによることとする。

(1)  「有機農産物」

(2)  「有機栽培農産物」

(3)  「有機農産物○○」又は「○○(有機農産物)」

(4)  「有機栽培農産物○○」又は「○○(有機栽培農産物)」

(5)  「有機栽培○○」又は「○○(有機栽培)」

(6)  「有機○○」又は「○○(有機)」

(7)  「オーガニック○○」又は「○○(オーガニック)」

(注) 「○○」には、当該農産物の一般的な名称を記載すること。

2  前項の基準にかかわらず、転換期間中のほ場において生産されたものにあっては、
   前項の例のいずれかにより記載する名称の前又は後に「転換期間中」と記載すること。
3  第1項の基準にかかわらず、採取場において採取された農産物にあっては、
  同項(1)(3)(6)及び(7)の例のいずれかにより記載すること。

わたしの解説

有機栽培された農産物は上記7つの呼び方をすること
採取場で採取された農産物 (果物などのことだと思われます) には (1)(3)(6)(’)
のいづれかの呼び方をすること
 つまり、「栽培」とつけてはいけないようです。

有機無農薬栽培 有機肥料使用栽培  などの分かりにくい呼び方は禁止されています。

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【 詳細は農林水産省のホームページ 有機農産物の日本農林規格 をご覧ください。】
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2012.01.25[水] 有機農産物とは 【6】 一般管理と育苗管理 

 有機農産物の日本農林規格 を読んでいきます。

第4条 有機農産物の生産の方法についての基準は、次のとおりとする。

 一般管理

土壌、植物又はきのこ類に使用禁止資材を施さないこと。
育苗管理

 育苗を行う場合(ほ場において育苗を行う場合を除く。)にあっては、
周辺から使用禁止資材が飛来し、又は流入しないように必要な措置を講じ、
その用土として次の1から3までに掲げるものに限り使用するとともに、
この表ほ場における肥培管理の項、ほ場における有害動植物の防除の項及び
一般管理の項の基準に従い管理を行うこと。
1  この表ほ場又は採取場の項の基準に適合したほ場又は採取場の土壌
2  過去3年以上の間、周辺から使用禁止資材が飛来又は流入せず、
  かつ、使用されていない一定の区域で採取され、採取後においても
  使用禁止資材が使用されていない土壌

3  別表1の肥料及び土壌改良資材

収穫、輸送、選別、調製、洗浄、貯蔵、包装その他の収穫以後の工程に係る管理
1  この表ほ場又は採取場の項、ほ場に使用する種子、苗等又は種菌の項、
  ほ場における肥培管理の項、ほ場における有害動植物の防除の項、
  一般管理の項又は育苗管理の項の基準(以下「ほ場又は採取場の項等の基準」という。)に
  適合しない農産物が混入しないように管理を行うこと。
2  有害動植物の防除又は品質の保持改善は、物理的又は生物の機能を利用した方法
  (組換えDNA技術を用いて生産された生物を利用した方法を除く。以下同じ。)によること。

   ただし、物理的又は生物の機能を利用した方法のみによっては効果が不十分な場合には、
   以下の資材に限り使用することができる。

  (1) 有害動植物の防除目的

   別表2の農薬及び有機加工食品の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示第1606号)
   別表2の薬剤(ただし、農産物への混入を防止すること。)

  (2) 農産物の品質の保持改善目的別表3の調製用等資材
   (製造工程において化学的に合成された物質が添加されていないものであって、
   組換えDNA技術を用いて製造されていないものに限る。)

3  放射線照射を行わないこと。
4  この表ほ場又は採取場の項等の基準及び、この項1から3までに掲げる基準に従い
  生産された農産物が農薬、洗浄剤、消毒剤その他の資材により汚染されないように管理を行うこと。

 私の解説有機農産物は栽培時だけでなく、種を植えたり、苗を育てたりするときも、そして収穫し、輸送し、選別、
調整、貯蔵、包装など収穫後の工程管理についても定められています。

苗を育てる土にも禁止された資材を使わないこと、収穫後も他の資材や農産物によって
汚染されないようにと定められています。

 

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【 詳細は農林水産省のホームページ 有機農産物の日本農林規格 をご覧ください。】
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2012.01.24[火] 有機栽培の決まり 【農薬ってなに?】

有機農産物の日本農林規格 の中に 

ただし、農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合であって、
耕種的防除、物理的防除、生物的防除又はこれらを適切に組み合わせた方法のみによっては
ほ場における有害動植物を効果的に防除することができない場合にあっては、
別表2の農薬(組換えDNA技術を用いて製造されたものを除く。以下同じ。)に限り
使用することができる。


このように農薬を使用することができる と記してあります。

 農薬を使わずに栽培するのが「有機栽培」のはずなのに
なぜ農薬を使ってもいいと書いてあるのでしょうか。

この疑問を解決するためにまず「農薬」とは何なのか調べてみました。
* ここでは一般的な「農薬」ではなく法律で決められた「農薬」という
 概念について書いております。

【 農薬とは 】

  農林水産省のHP「農薬コーナー」より抜粋 して解説しています

(1) 農薬とは

農薬取締法では、「「農薬」とは、農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物等」という。)を
害する菌、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルス(以下「病害虫」と総称する。)の
防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤
(その薬剤を原料又は材料として使用した資材で当該防除に用いられるもののうち政令で定めるものを含む。)
及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる植物成長調整剤、発芽抑制剤その他の薬剤をいう。」と
規定されています。

また、農作物等の病害虫を防除するための「天敵」は農薬とみなす、とされています。
農薬の使用される対象は、用途によって次のように分類されます。
ア 殺虫剤        農作物を加害する害虫を防除する薬剤
イ 殺菌剤        農作物を加害する病気を防除する薬剤
ウ 殺虫・殺菌剤         農作物の害虫、病気を同時に防除する薬剤
エ 除草剤         雑草を防除する薬剤
オ 殺そ剤         農作物を加害するノネズミなどを防除する薬剤
カ 植物成長調整剤 農作物の生育を促進したり、抑制する薬剤
キ 誘引剤         主として害虫をにおいなどで誘き寄せる薬剤
ク 忌避剤        農作物を加害する哺乳動物や鳥類を忌避させる薬剤
ケ 展着剤        ほかの農薬と混合して用い、その農薬の付着性を高める薬剤

以上 農林水産省のHP 農薬コーナーより抜粋

つまり、農薬という概念は 成分ではなく使用用途で決められています。
たとえば虫を駆除するために食酢(台所で使う酢)を使った場合、酢は農薬となるわけです。

*実際には「農薬」と呼ぶためには、安全性を確認し国に認めてもらう「登録」という
  作業が必要になります。殺虫のため何でも使ってもいい訳ではありません。

別表2で有機栽培に使ってもいいと定められた農薬は、昔から自然のものを使用して
利用してきた資材がほとんどです。
たとえば 食酢(台所の酢)、除虫菊抽出物(蚊取り線香の成分)、重層、でんぷん水和液など。

有機栽培に農薬を使ってもいい というにはこんな理由がありました。

【参照 】  農林水産省 農薬コーナー


     有機農産物の日本農林規格   

有機農産物の日本農林規格
別表 2

農薬 基準
除虫菊乳剤及びピレトリン乳剤 除虫菊から抽出したものであって、共力剤としてピペロニルブトキサイドを含まないものに限ること。
なたね油乳剤  
マシン油エアゾル  
マシン油乳剤  
大豆レシチン・マシン油乳剤  
デンプン水和剤  
脂肪酸グリセリド乳剤  
メタアルデヒド粒剤 捕虫器に使用する場合に限ること。
硫黄くん煙剤  
硫黄粉剤  
硫黄・銅水和剤  
水和硫黄剤  
硫黄・大豆レシチン水和剤  
石灰硫黄合剤  
シイタケ菌糸体抽出物液剤  
炭酸水素ナトリウム水溶剤及び重曹  
炭酸水素ナトリウム・銅水和剤  
銅水和剤  
銅粉剤  
硫酸銅 ボルドー剤調製用に使用する場合に限ること。
生石灰 ボルドー剤調製用に使用する場合に限ること。
天敵等生物農薬性フェロモン剤性フェロモン剤 農作物を害する昆虫のフェロモン作用を有する物質を有効成分とするものに限ること。
クロレラ抽出物液剤  
混合生薬抽出物液剤  
ワックス水和剤展着剤 カゼイン又はパラフィンを有効成分とするものに限ること。
二酸化炭素くん蒸剤 保管施設で使用する場合に限ること
ケイソウ土粉剤 保管施設で使用する場合に限ること
食酢  

 

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【 詳細は農林水産省のホームページ 有機農産物の日本農林規格 をご覧ください。】
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2012.01.23[月] 有機農産物とは 【5】 ほ場における有害動植物の防除について

引き続き 有機農産物の日本農林規格 を読んでいきます。

【 ほ場における有害動植物の防除 】  

畑や田んぼに生える雑草や虫など有害な動植物の防除方法が定められています。

耕種的防除
(作目及び品種の選定、作付け時期の調整、その他農作物の栽培管理の一環として
通常行われる作業を有害動植物の発生を抑制するこをを意図して
計画的に実施することにより、有害動植物の防除を行うことをいう。)、

物理的防除
(光、熱、音等を利用する方法又は人力若しくは
機械的な方法により有害動植物の防除を行うことをいう。)、

生物的防除
(病害の原因となる微生物の増殖を抑制する微生物、有害動植物を捕食する動
物若しくは有害動植物が忌避する植物若しくは有害動植物の発生を抑制す
る効果を有する植物の導入又はその生育に適するような環境の整備により
有害動植物の防除を行うことをいう。)

又はこれらを適切に組み合わせた方法のみにより
有害動植物の防除を行うこと。

ただし、農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合であって、
耕種的防除、物理的防除、生物的防除又はこれらを
適切に組み合わせた方法のみによってはほ場における有害動植物を
効果的に防除することができない場合にあっては、
別表2の農薬(組換えDNA技術を用いて製造されたものを除く。以下同じ。)
に限り使用することができる。

わたしの解説

この項は農薬に関する項目でもあります。
農産物に悪影響を与えるものに対しては以下の3方法と
それを組み合わせた方法で駆除すると定めています。
・種をまいたり、苗を植えたり、どんな作物を植えるかなどを
雑草や害虫が出ないように考えて作業をしましょう。

・光や音、熱など物理的な方法で駆除しましょう。

・微生物・動物・植物など生物を使って駆除しましょう。

3つを組み合て雑草や害虫、病原菌などを防具のが基本。

しかし、どうしてもこの方法では駆除できなくて
緊急を要する場合は別表2に定めた物質を使ってもいいと定められています。

別表 2

農薬  基準
除虫菊乳剤及びピレトリン乳剤 除虫菊から抽出したものであって、共力剤としてピペロニルブトキサイドを含まないものに限ること。
なたね油乳剤  
マシン油エアゾル  
マシン油乳剤  
大豆レシチン・マシン油乳剤  
デンプン水和剤  
脂肪酸グリセリド乳剤  
メタアルデヒド粒剤 捕虫器に使用する場合に限ること。
硫黄くん煙剤  
硫黄粉剤  
硫黄・銅水和剤  
水和硫黄剤  
硫黄・大豆レシチン水和剤  
石灰硫黄合剤  
シイタケ菌糸体抽出物液剤  
炭酸水素ナトリウム水溶剤及び重曹  
炭酸水素ナトリウム・銅水和剤  
銅水和剤  
銅粉剤  
硫酸銅 ボルドー剤調製用に使用する場合に限ること。
生石灰 ボルドー剤調製用に使用する場合に限ること。
天敵等生物農薬性フェロモン剤性フェロモン剤 農作物を害する昆虫のフェロモン作用を有する物質を有効成分とするものに限ること。
クロレラ抽出物液剤  
混合生薬抽出物液剤  
ワックス水和剤展着剤 カゼイン又はパラフィンを有効成分とするものに限ること。
二酸化炭素くん蒸剤 保管施設で使用する場合に限ること
ケイソウ土粉剤 保管施設で使用する場合に限ること
食酢  

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【 詳細は農林水産省のホームページ 有機農産物の日本農林規格 をご覧ください。】
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2012.01.20[金] 有機認証とは?有機栽培であると認めてもらう

「認証」とは何でしょう。

———–第三者に認めてもらうとは?——————–
インターネットやお店では「有機」「オーガニック」と表示される野菜はたくさんあります。
しかし、その中には認証がされていない「自称」有機野菜もたくさん存在します。
「自称」有機野菜は、有機栽培に満たない基準で野菜を栽培していたとしても
(たとえば農薬を使っていたとしても)「無農薬野菜」として流通することができます。

また、農薬を使わずに栽培していても、流通や保管の段階で
農薬を使って栽培した農産物と混じったり、
汚染されてしまっても知ることができません。

「自称」有機野菜の場合は、生産者や販売者が間違った情報で
販売しようとすることも可能です。
これに対して「認証」有機野菜は、農林水産省が定める基準に従って
認証されたものだけが「有機」と表示することを許されます。

数多くの書類への記入、記録、保管、そしてそれを確認して
認めていただく必要があります。
違反者には、懲役刑などの厳しい刑罰が与えられる場合もあります。
違反者に対して国は、1年以下の懲役または、100万円以下の罰金、
ニセの有機表示違反者には、50万円以下の罰金とがつけられています。

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【 詳細は農林水産省のホームページ 有機農産物の日本農林規格 をご覧ください。】
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